ニュースリリース

2014年5月8日

「AGF〈ブレンディ〉東北 器の絆プロジェクト」
〜東北から全国へ、拡げよう器の絆〜
プロジェクト3年目となる今年は、“器の絆”を全国に拡げる活動を実施。
親子・地域の絆を拡げる「東北 器の絆親子陶芸教室」と、秋には「東北 器の絆ギャラリー」を都内で展開。
≪5月8日(木)より、プレゼントキャンペーンもスタート!≫

 AGF(味の素ゼネラルフーヅ株式会社 社長 横山 敬一)は、東日本大震災により被災した東北地方の復興を願い、「AGF〈ブレンディ〉東北 器の絆プロジェクト」を2012年より実施して参りました。

 AGF〈ブレンディ〉は、一杯のコーヒーとそれをたのしむ“器”を通して、おいしさとくつろぎをお届けしたいという想いから、今年も引き続きこのプロジェクトを推進して参ります。

 プロジェクト1年目は、被災した東北4県(青森県、岩手県、宮城県、福島県)の伝統的な焼き物のご紹介や、プロジェクトの支援により復興した3窯元の器をプレゼントするなどの支援活動を行いました。Webサイトには、本企画にご賛同いただいた全国各地のたくさんの方々から応援メッセージが届けられました。

 2年目は、AGF〈ブレンディ〉のTV-CMでおなじみの、女優・歌手である原田知世さんがプロジェクトサポーターに就任。宮城県の末家焼ひろ窯(ばっけやきひろがま)に新しい窯を寄贈し、その窯により焼き上げられたコーヒーカップとスイーツ皿を使った「器の絆 くつろぎのお茶会」を実施しました。宮城県在住の方ら30名をお招きし、プロジェクトサポーターの原田さんと共に、〈ブレンディ〉と仙台の名産スイーツをご堪能いただきました。

 そして3年目となる今年は、“器”を通して交流やくつろぎの素晴らしさを伝播する“器の絆”を拡げるプロジェクトとして活動致します。夏には、過去2年間の本プロジェクトで修復支援を行った東北4窯元による、親子が参加できる陶芸体験教室「東北器の絆親子陶芸教室」を行います。さらに秋には、4窯元が制作した“器”を東京都内のギャラリーで展示する「東北器の絆ギャラリー」を展開します。また、5月8日(木)からは、東北の“器”の全国への認知拡大を図るプレゼントキャンペーンも開始致します。キャンペーン詳細は別紙をご参照ください。

 AGF〈ブレンディ〉は、一杯のコーヒーとそれをたのしむ“器”を通して、東北地方の伝統文化や地元産業の復興を後押しし、東北と全国の人との“絆”づくりに尽力して参ります。

2013年 末家焼ひろ窯に新たに寄贈された窯 2013年「器の絆 くつろぎのお茶会」の様子
高解像度画像
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「AGF〈ブレンディ〉東北 器の絆プロジェクト」
〜東北から全国へ、拡げよう器の絆〜

・2014年度プロジェクト概要
①東北6窯元の“器”(コーヒーカップ&ソーサー)と〈ブレンディ〉インスタントコーヒーをセットでプレゼントし、東北伝統の焼物を全国に紹介するとともにくつろぎのひとときをお届けする第1弾キャンペーンを開始します。(5-7月)
②本プロジェクトで修復支援した東北4窯元による、親子で参加していただける陶芸体験教室「東北 器の絆親子陶芸教室」を行います。“器”づくりを通し、親子・地域の絆を拡げます。(6-7月予定)
③第1弾キャンペーンに続き、修復支援した東北4窯元の“器”(コーヒーカップ&ソーサー)と〈ブレンディ〉インスタントコーヒーをセットでプレゼントする第2弾キャンペーンを実施致します。(9-11月)
④東北4窯元の制作した作品や、陶芸体験教室でつくった子どもたちの作品を展示する「東北 器の絆ギャラリー」を展開します。(9-10月予定)
※本プロジェクトでは、活動資金としてAGF〈ブレンディ〉インスタントコーヒー詰め替え用袋の売上の一部を割り当て窯元の復興を支援し、その土地の歴史や文化に密接に関わっている「焼物(器)」の普及活動を通じて、東北地方が文化とともに復興していくことを願うと共に、今後も東北と全国の人との“絆”づくりを支援します。

・活動スケジュール(予定)
5月8日:第1弾キャンペーン開始
6月24日:2014年度プロジェクト立ち上げ発表会(仙台市民サポートセンター/AGF横山社長・原田知世さん出席)
6月〜7月:「東北 器の絆親子陶芸教室」開催
9月1日:第2弾キャンペーン開始
9月:「東北 器の絆ギャラリー」開催
※スケジュールは変更となる可能性があります。

・「東北 器の絆親子陶芸教室」および「東北 器の絆ギャラリー」参加窯元
※参加いただく4窯元は、東日本大震災により、窯が崩壊し満足に創作活動が出来ない状況でしたが、2012年〜2013年の「AGF〈ブレンディ〉東北 器の絆プロジェクト」により修復しました。

青森県 名久井焼(なくいやき)

当主:砂庭大門氏
住所:青森県三戸郡南部町平前ノ沢59番地

昭和52年青森県南部町に発祥した陶器工房。南部町で産出する土や豊富な南部赤松を使った手づくりによる造形と登り窯焼成にこだわっている。震災により窯が破損し、土台とレンガ造りの部分がずれて歪み、あちこちに隙間ができていた。

宮城県 堤焼(つつみやき)

当主:針生乾馬氏
住所:宮城県仙台市泉区上谷刈赤坂8−4

江戸時代から始まり、300年以上伝承されている。仙台で採れる粘土を用いつくられ、自然の趣があふれる素朴な日用品を中心とする仙台ゆかりの焼物を制作。震災後はレンガの破損や土台の傾きにより一部の窯が使用不可能になっていた。

福島県 会津本郷焼(あいづほんごうやき)

当主:宗像利浩氏
住所:福島県大沼郡会津美里町字本郷上3115番地

1593年に始まり、東北2位の規模を誇る。通商産業省から伝統的工芸品産地として指定された。山の斜面に沿って7つの窯室で構成されていたが、震災により最下部の2つが倒壊した。

宮城県 末家焼ひろ窯(ばっけやきひろがま)

当主:加藤文夫氏・加藤ひろ子氏
住所:宮城県亘理郡亘理町長瀞字大橋313-2

宮城県亘理町旧末家地区(現亘理町先達前)付近の陶土を使った窯元。津波により自宅、窯、作業場が崩壊。作品の大多数を失ってしまう。焼窯は全て使用できなくなり、ガス窯を譲り受け創作活動を再開するも、寒冷地仕様の窯でないことや窯のサイズが小さいこと等から満足のいく創作活動を行えない状況だった。

・第1弾キャンペーン

名称 AGF〈ブレンディ〉でくつろぐ! 東北伝統の“器”プレゼント
支援対象 ・ 青森県 八戸焼(はちのへやき)
・ 岩手県 北杜窯(ほくとがま)
・ 宮城県 台ヶ森焼(だいがもりやき)
・ 福島県 流紋焼(りゅうもんやき)
・ 岩手県 台焼(だいやき)
・ 福島県 大堀相馬焼(おおぼりそうまやき)
支援内容 東北四県の伝統的な器と〈ブレンディ〉をセットでプレゼントする企画により、“くつろぎのひととき”をお届けすると同時に、東北の焼物の認知拡大を図る
実施期間
  • 2014年5月8日(木)〜7月31日(木)
キャンペーン内容
  • 上記6窯元で制作したコーヒーカップ&ソーサー(2客セット)と〈ブレンディ〉インスタントコーヒー袋100gを120名様にプレゼント
応募方法
  • 専用Webサイトの応募フォームよりメッセージを入力し、申し込み
     ※メッセージの入力は任意
    本キャンペーンでお預かりしたメッセージは、特設サイトで公開していきます。
・第1弾キャンペーンの支援対象となる焼物
青森県 八戸焼

ブナの色、または、三陸の荒波に揉まれた海草の色と称される独自の緑釉が施されています。

岩手県 北杜窯

鉄分の多い素地に、白泥をたっぷりと浸し掛け、その上に透明な釉薬を施して焼成しています。

宮城県 台ヶ森焼

台ヶ森焼の土と薪窯の灰を主に使い焼き上げます。

福島県 流紋焼

会津で育まれ、地元でとれる大久保陶石を主原料にした粘土で作られる陶器です。

岩手県 台焼

明治中期、寒国も風土にも堪える強さと焼物としての味わいのある製品をつくり出すことに成功し誕生しました。

福島県 大堀相馬焼

素朴な味わいの中にぬくもりと親しみのこもった優しさを感じる強い個性を持った焼物です。

・第2弾キャンペーン
名称 AGF〈ブレンディ〉でくつろぐ! 東北伝統の“器”プレゼント
支援対象 ・ 青森県 南部名久井焼(なんぶなくいやき)
・ 宮城県 堤焼(つつみやき)
・ 福島県 会津本郷焼宗像窯(あいづほんごうやきむなかたがま)
・ 宮城県 末家焼ひろ窯(ばっけやきひろがま)
支援内容 修復を支援した窯元で焼かれた器と〈ブレンディ〉をセットでプレゼントする企画により、“くつろぎのひととき”をお届けすると同時に、東北の焼物の認知拡大を図る
実施期間
  • 2014年9月1日(月)〜11月28日(金)
キャンペーン内容
  • 修復した窯元で制作したコーヒーカップ&ソーサー(2客セット)と〈ブレンディ〉インスタントコーヒー袋100gを120名様にプレゼント
応募方法
  • 専用Webサイトの応募フォームよりメッセージを入力し、申し込み
     ※メッセージの入力は任意
    本キャンペーンでお預かりしたメッセージは、特設サイトで公開していきます。
・第2弾キャンペーンの支援対象となる焼物
青森県 南部名久井焼

青森県南部町発祥の陶芸工房で、手びねり成形による作品の独自性や、五段式の登り窯が評価されています。

宮城県 堤焼

300年以上伝承されている、皿や湯のみなど、素朴な日用品を中心とする仙台ゆかりの焼物です。

福島県 会津本郷焼宗像窯

飴色に輝く飴釉を使って作られ、古くからにしんの山椒漬け専用の「にしん鉢」で知られています。

宮城県 末家焼ひろ窯

亘理町旧末家地区付近の陶土を使った焼物です。始まりは元禄時代、亘理伊達家の御庭焼。