ニュースリリース

　ＡＧＦ（味の素ゼネラルフーヅ株式会社　代表取締役社長：横山 敬一）は、「ＡＧＦ〈ブレンディ〉　東北　器の絆プロジェクト」の一環として、2015年8月27日、28日に宮城県 末家焼 ひろ窯（ばっけやきひろがま）の陶芸教室ツアーを実施しました。このツアーは、全国の親子の皆様に、東北の陶芸をはじめとした東北の土地や文化に触れながら、親子の絆を深める機会を提供したいという想いのもと実施され、沖縄県や山口県など日本全国から10組20名の親子の皆様にご参加いただきました。

• ※ＡＧＦは、東日本大震災により被災された東北地方の復興を願い「ＡＧＦ〈ブレンディ〉東北　器の絆プロジェクト」を、2012年より実施しております。プロジェクト4年目となる今回は、株式会社ＪＴＢコーポレートセールス（社長　皆見　薫）が提供する、ツアープログラム「旅いく」と共同して、「旅して応援！東北陶芸教室ツアー」を実施しています。

　今回のツアーでは、1日目には東北の土地・文化への理解を深めていただくために「青葉城址公園」や「仙台うみの杜水族館」などを観光しました。2日目は震災語り部の会「ワッタリ」の会長 　菊池敏夫さん、岡崎由紀子さんより、震災から4年が経ち復興が進む被災地についてお話しいただいた後、末家焼 ひろ窯の加藤文夫さんご夫妻による陶芸教室を実施しました。参加した小学生からは「色々なものを入れられる器を作ろうと思ったけど、思った通りの形にならなくて結構難しかった」、親御さんからは「被災地をこの目でみて、語り部さんの話を聞いて、胸が詰まるような気持ちになった。現地に来なければ感じられなかったと思う。この体験を忘れずにいたい」、「親子共に元々陶芸に興味があったのと、東北に一度訪れてみたかったためツアーに参加した。完成した器はコーヒーを飲むなどいろんなことに使いたい。実際に作ってみて窯元さんの凄さがわかった。このようなツアーに親子で参加できとてもいい経験ができた」とコメントをいただきました。

　世界で一つだけの器づくり体験や、東北地域ならではの観光やプログラムを通して、東北の器の素晴らしさ、地域文化についても知っていただくことができました。

　ＡＧＦは今後も本プロジェクトを通じ、東北地方の伝統文化や地元産業の復興を後押しし、継続的に東北と全国の人との“絆”づくりに尽力して参ります。

語り部 菊池さんお話の様子	宮城県　末家焼 ひろ窯　陶芸教室の様子

【宮城県　末家焼 ひろ窯　当主 加藤文夫さんコメント】

日本の未来を担うお子さんたちに東北まで来ていただき、陶芸を楽しんでもらえてとても嬉しく思います。自分の感性で器をつくりあげる様子はすばらしかったです。夏休みの良い思い出にしてもらえたらと思います。

■「旅いく」とは

株式会社JTBコーポレートセールスが２０１０年夏より開始し、３〜１２歳の子どもを持つ家族に向け、ホンモノ体験の宝庫の「旅」を通じて子ども達の好奇心を育み、成長を手助けする取り組みです。子どもの成長に繋がる家族でのお出かけの楽しみ方や、体験プログラムを「旅いく」専用サイトで提供しています。