ニュースリリース

2016年2月1日

〜地球温暖化・省エネルギー対策における持続可能な取り組みにより〜
AGF、「第3回食品産業もったいない大賞」
農林水産省食料産業局長賞を受賞!

 AGF(味の素ゼネラルフーヅ株式会社 代表取締役社長:横山 敬一)は、「スティック商品のコンパクト化による容器包装の軽薄短小化と輸送効率向上、および『ほっとするエコ』マーク表示による消費者への伝達」の取り組みが認められ、「第3回食品産業もったいない大賞」において農林水産省食料産業局長賞を受賞しました。

 近年、個食化、小世帯化、嗜好の多様化により、1杯ずつ飲用できるパーソナル商品の需要が高まり、市場が拡大しています。特に、お湯や水を注ぐだけでコーヒーや紅茶などの様々な嗜好飲料が手軽に楽しめるスティック商品は、その簡便さから、家庭内にとどまらずオフィスや屋外での利用も拡大し、市場規模は300億円を超えています。AGFはこの市場においてNo.1のシェアを獲得、市場の拡大に大きく貢献してきました(市場規模、シェアはAGF調べ)。しかしながら、これらの商品は個包装で手軽ではあるものの、包装資材が多く、お客様から環境負荷が大きいと感じられていることが課題でした。

 そこで、2015年5月より〈ブレンディ〉および〈マキシム〉〈ちょっと贅沢な珈琲店〉シリーズのスティック商品について、中身・包装に新技術を導入し、味わいを濃縮したパウダーを開発することで、容器包装の軽薄短小化(省資源)と輸送効率向上を可能にし、環境面で大きく改善を図りました。具体的には、スティックの長さを2cm縮小し、箱のサイズも縮小することで、プラスチック素材の使用量を13%削減、紙の使用量を8%削減しました。これらの削減取り組みに物流の効率化を合わせると、年間当たり約2,250トンのCO2発生量を削減できる見込みです。

〈ブレンディ〉スティック カフェオレ
〈マキシム〉〈ちょっと贅沢な珈琲店〉
スティックコーヒー
高解像度画像
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 また2015年2月より、AGF独自の環境マークである「ほっとするエコ」マークを商品パッケージに表示することにより、お客様にAGFの環境への取り組みをお伝えしています。

 「ほっとするエコ」マークには、現時点で「植物プラでエコ」「再生プラでエコ」「捨てやすくてエコ」「省包材でエコ」「間伐材でエコ」「森林資源保護でエコ」「詰替えでエコ」の7種類があります。今回コンパクト化したスティック商品のパッケージには「省包材でエコ」が表示されています。

 これらのマークが表示された商品は、2015年12月末現在で全95品種となっています。

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<一目で商品のエコがわかるマーク>

環境に良い商品を選びたいというお客様に向けて、AGFが全社で推進している環境への取り組みを伝える「ほっとするエコ」マークです。
「地球の緑」と嗜好飲料がもつ「やすらぎ」を表現しています。

  • 「食品産業もったいない大賞」
    食品産業の持続可能な発展に向け、地球温暖化・省エネルギー対策である「熱の有効利用」、「運送システムの効率化」、「食品ロスの削減」、「事業者間による連携」、「消費者と連携した取組」等に顕著な実績をあげている企業、団体及び個人を広く表彰し、世の中に周知することで、地球温暖化・省エネルギー対策を促進する取組を推進することを目的とするものです。主催:一般社団法人日本有機資源協会、協賛:農林水産省