ニュースリリース

2016年3月15日

〜食品の容器包装の排出抑制、再使用及び再生使用等に功績〜
「第3回食品産業もったいない大賞」に続き

AGF、「第37回食品産業優良企業等表彰」において
「農林水産省食料産業局長賞」を受賞!

 AGF(味の素ゼネラルフーヅ株式会社 代表取締役社長:横山 敬一)は、「スティック商品のコンパクト化による容器包装の軽薄短小化と輸送効率向上」の取り組みが認められ、「第37回食品産業優良企業等表彰」において農林水産省食料産業局長賞を受賞しました。

 近年、個食化、小世帯化、嗜好の多様化により、1杯ずつ飲用できるパーソナル商品の需要が高まり、市場が拡大しています。特に、お湯や水を注ぐだけでコーヒーや紅茶などの様々な嗜好飲料が手軽に楽しめるスティック商品は、その簡便さから、家庭内にとどまらずオフィスや屋外での利用も拡大し、市場規模は300億円を超えています。AGFはこの市場においてNo.1のシェアを獲得、市場の拡大に大きく貢献してきました(市場規模、シェアはAGF調べ)。しかしながら、これらの商品は個包装で手軽ではあるものの、包装資材が多く、お客様から環境負荷が大きいと感じられていることが課題でした。

 そこで、2015年5月より〈ブレンディ〉および〈マキシム〉〈ちょっと贅沢な珈琲店〉シリーズのスティック商品について、中身・包装に新技術を導入し、味わいを濃縮したパウダーを開発することで、容器包装の軽薄短小化(省資源)と輸送効率向上を可能にし、環境面で大きく改善を図りました。具体的には、スティックの長さを2cm縮小し、箱のサイズも縮小することで、プラスチック素材の使用量を13%削減、紙の使用量を8%削減しました。これらの削減取り組みに物流の効率化を合わせると、年間当たり約2,250トンのCO2発生量を削減できる見込みです。

〈ブレンディ〉スティック カフェオレ
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  • 「食品産業優良企業等表彰」
    国民経済の発展及び国民生活の向上に重要な役割を果たしている食品産業に関し、食生活ニーズに対する的確な対応、農商工連携推進等による地域農林水産物の利用増進、生産性の向上、流通の合理化、消費者対応等について、顕著な功績を挙げた者及び食品の製造加工等において高度の技術・技能を有する者を表彰し、食品産業の経営の改善、技術の革新等に対する意欲の高揚を図ることを目的としています。
    主催:一般財団法人食品産業センター、公益財団法人食品流通構造改善促進機構
    後援:農林水産省