AGF社員インタビュー
最適解を追求することが使命
その実現のため、挑戦に終わりはない

東京支社 神奈川営業所
2017年入社 法学部 政治学科卒

01 提案した施策が売り場で実現されるやりがい
商品購入の瞬間に立ち会ったときの喜び

神奈川県エリアのスーパーマーケットや卸店を対象とした営業をしています。お得意先様との商談で、売り場提案や販促提案を行い、AGF商品の拡販につなげることがミッションです。売り場提案では、実際に何度も店舗を訪ね、店長や売り場担当者にヒアリングを重ね、現場の意見や要望、課題をキャッチし、提案内容に反映させます。AGF商品の販売をさらに拡販していきたいという要望があった場合、新商品などでラインナップを拡充し、生活者の選べる楽しさを提案したり、複数の異なる味・ブレンドの商品を組み合わせてセット販売する「バンドル」販売を展開したりするなど、提案する施策はさまざまです。また取り扱う商品が嗜好品であるため、季節や気候、イベントなどの時期やタイミングに合わせた提案も必要です。
販促提案の一つに、チラシへ掲載する販促があります。お得意先様にとって、どの商品をチラシに掲載するかは店舗運営において重要な要素です。チラシは、通常より季節や流行等を先取りし、生活者に魅力的な商品を掲載することで生活者を誘引するツール。そのため、単にチラシに掲載するだけではなく、需要が拡大する時期やCM放映のタイミングなど、最も効果的な商品掲載の方法を提案します。実際に提案した施策が売り場で展開されている場面に出会えた時には大きなやりがいを感じます。その場で生活者がAGF商品を購入してくださる瞬間に立ち会えた時は、さらに嬉しい気持ちで胸がいっぱいになりますね。

02 お客様の目線に立つことの大切さ
「コーヒー売り場を飛び出す」提案の実現

お客様の目線に立つことの大切さ 「コーヒー売り場を飛び出す」提案の実現

入社2年目、新しいお得意先様の担当になりました。当初は売上目標の達成、AGF商品を売り込むことばかりを考えていました。頭ではわかっているものの、実際にはお得意先様や生活者の目線を持つことができていませんでした。お得意先様からは信頼を失い、売上目標の達成も遠のく苦しい状況でした。そこで、改めてお得意先様にしっかりと向き合い、同じ目線に立った提案の必要性を再認識しました。お得意先様とAGFがWIN-WINになる取り組みを前提として、常に売り場や店頭をチェックし生活者目線に立つことを意識する――これは今の私の営業スタンスの根幹にある考えですが、実際にお得意先様からも徐々に信頼を得られるようになりました。私にとってターニングポイントになった貴重な経験です。
大きな達成感を味わった経験もあります。きっかけは、ある調査でスティックコーヒーのシェア約60%に対し、認知度が35%という衝撃的な結果だったことです。この結果を受けて、認知度向上のためには、スティックコーヒーと生活者との接点を拡大する必要があると考えました。そして提案したのが、「コーヒー売り場を飛び出す」こと。つまりコーヒー売り場以外で、スティックコーヒーと生活者の接点を設けることです。お得意先様側での運営が煩雑になるなど、容易には受け入れられませんでしたが、何度も提案と議論を重ねることで理解を得て、あるスーパーマーケットの新店舗オープンの売り場設計に採用されたのです。レジ前や飲料売り場、お菓子売り場など様々な場所で施策を展開し、売上の大幅拡大に貢献しました。WIN-WINの関係を構築できた手応えの中に確かな達成感がありました。

03 「SDGs」を見据えた「粉末飲料」の普及拡大
一人でも多くのAGFファンを作りたい

「コーヒー売り場を飛び出す」という取り組みに続いて、最近も自身のアイディアでチャレンジしたことがあります。コロナ禍で外出や帰省が制限される中、自分ができることは何かを考えていました。スーパーマーケットでも生活者の滞在時間が減少し、売上にも響いていました。そこで目を付けたのが、各地のエリア色を強めたAGFの「ご当地ギフト」です。通常、百貨店や通販を通じて提供していましたが、これをスーパーマーケットに導入することを提案しました。コロナ禍で人々が故郷を想う心を自社製品を通じて思い出していただけるのではないかと思ったのです。提案したスーパーマーケットの全ての店舗で成功とまではなりませんでしたが、今後も失敗を怖れずチャレンジしていきたいと思えるきっかけになりました。「若いうちから責任感ある仕事にチャレンジできる」という点に惹かれて入社を決めましたが、まさにそれが実践できていると感じます。
また、これからは「粉末飲料」の可能性も追求していきたいと考えています。スティック1本を水に溶かすだけで1ℓのドリンクが味わえる「ブレンディ®」ザリットルという商品があります。「ブレンディ®」ザリットルは一部紙素材を使用した包装で、各方面から弊害が指摘されているプラスチックゴミの大幅削減に貢献しています。スティック(包装)自体もコンパクトなため、輸送の効率化にも大きく寄与します。あらゆる面で地球に優しい「粉末飲料」。SDGsも見据えた視座を持って、この商品の普及拡大にチャレンジしていきたいと思っています。そして、一人でも多くの方にAGFファンになっていただくことが最大の目標です。

「SDGs」を見据えた「粉末飲料」の普及拡大 一人でも多くのAGFⓇファンを作りたい
学生へのメッセージ
AGFは成長を実感できるフィールド

就職活動中は自己分析する機会が多いと思います。そのため自身の長所だけなく苦手な部分や短所にも目を向けねばならず、苦しい時間もあるかと思います。悩むことが多く、気持ちが折れそうになることもあるかもしれませんが、ご家族や友人・先輩や後輩などたくさんの周りの人にも支えてもらいながら、自分が納得する形で就職活動を締めくくれるように頑張ってください。AGFについて言えば、コーヒーを中心に「スティック製品」という市場を作り出した会社であり、その歴史はチャレンジそのもの。だからこそ社員のチャレンジを後押ししてくれる、成長を実感できるフィールドです。

※部署名は取材当時のものです