AGF社員インタビュー
未開拓分野に挑むことで
将来のAGFを支える事業を生み出す

新領域開発部 商品開発グループ
2016年入社 生物資源学部 資源循環学科卒

01 ゼロから新しい価値を
創造する面白味

EC/通販チャネルおよび新領域ビジネスの領域を対象に、事業計画の立案から、事業管理、マーケティング、販売までを担っているのが、私が所属する新領域開発部です。例えば、Eコマースやオフィス向け商品、土産物などが挙げられます。
このうち、通販専用商品の事業戦略立案と商品開発が、私の担当です。商品開発をするにあたり、想定しきれていなかった障壁にぶつかることが多く、苦労は尽きません。さまざまな販売チャネルがある家庭用商品に対して、販路が限定されている通販専用商品の場合、過剰在庫を防ぐために小ロットで生産する必要があります。包装材料も含め、常に予算や納期、生産体制の整備などに頭を悩ませながら臨むことになるのも特徴ですね。
しかし、大変な半面、通販だからこそ実現できる、家庭用商品とはまた違う価値を模索し、アイデアが形になり、開発に携わった商品が販売されることに、商品開発の面白さを感じていますし、やりがいや責任感も感じています。

02 商品のプロモーションにも
注力して成果を上げる

商品のプロモーションにも注力して成果を上げる

担当している通販サイト限定商品の展示会があり、出品商品の開発に従事しました。展示会のコンセプトである“暮らしになじむデザイン”のテーマに則り、方向性を模索し、最終的に「世界を旅するコーヒー」として開発を進めました。東京をはじめ、アメリカのニューヨーク、フィンランドのヘルシンキ、エチオピアのアディスアベバという4都市それぞれで親しまれている味や香りを、ドリップコーヒーで再現できるという商品です。社内外の専門家の知恵や力を借りながら、ドリッパーの形状やパッケージデザインに工夫を凝らし、数々の課題を解決しながら商品化に至りました。
また、お客様に知っていただかないと購入に繋がらないため、商品の認知拡大を図るために、通販サイト内のターゲットの方にサンプルを送付したり、この商品のブランドサイトを立ち上げたりと、プロモーションにも注力してきました。こうした努力が奏功し、売れ行きは好調です。購入者のレビューを見ると、この商品のコンセプトがお客様に伝わっていることがわかり、従来にない試みにチャレンジする醍醐味を実感できました。

03 常に「なぜ?」の視点をもって
ヒット商品創出の種にする

今は、オフィス用品の通販サイトを対象に、売れ筋商品の売上拡大を図っているところです。社内の企画・デジタル推進グループや営業グループと連携しながら、市場分析・消費者分析を実施し、消費者目線での価値の創造に注力しています。
多くの人が集まるオフィスの場合、そこで発生する悩みもさまざまですので、オフィスの困りごとをAGFの商品で解決していきたいですね。さらには、オフィス起点でAGFの商品を飲んで気に入っていただき、ご家庭でも飲用いただけるように、家庭用商品にも繋げたいと思っています。これを実現させるためには、目にした情報や接した人の話をうのみにするのではなく、常に「なぜ?」という視点をもって理由や根拠を追及することが大切だと思っています。

常に「なぜ?」の視点をもってヒット商品創出の種にする
学生へのメッセージ
自分に自信を持つことが大切

就職活動をはじめたころの私は、自分の短所ばかりに目がいってしまい、自信を持てずにいました。自分に自信がなければ、当然、面談時の受け答えはうまくいきません。そこで思考を切り替え、短所があるならそれをどのように改善していくべきかを考えるようになりました。自問自答を重ねていると、次第に自分の個性や考え方の軸のようなものが明確につかめるようになります。
そして、自分のことが分かってくれば、自然と自信も出てくるものです。自分の人となりに興味を抱いていただき、いろいろ質問してもらえるなんて、とてもありがたいこと。面接をそんな風にとらえて、正面からぶつかってみてください。

※部署名は取材当時のものです