AGF社員インタビュー
全力で考え、走り続ける
最大限に自分の価値を発揮するために

大阪支社 中四国支店 中国営業グループ
2019年入社 文学部 文化歴史学科卒

01 会社説明会で触れたAGFの心配り、優しさ
生活者の方々に小さな幸せを届ける喜び

人の生活に不可欠な身近なものに携わる仕事がしたいと考えていました。中でも「食」は、人の暮らしに欠かせません。AGFに入社を決めた理由は二つあります。一つは、社員の方々がイキイキと明るく仕事を楽しんでいる姿に惹かれたからです。そして、「カラダの健康」だけでなく「ココロの健康」に貢献する、という企業理念に共感したからでした。会社説明会は強く印象に残っています。帰る際にもらったお土産が入っている袋はAGFのロゴがない無地のもの。AGFの説明会の後に、他社の説明会や面接に行く学生もいることへの気遣いでした。そうした丁寧な配慮、優しさが胸にしみ、率直に「良い会社」だと思いました。
入社から現在に至るまで、中四国支店で、主に広島、島根、山口3県の地元密着型のスーパーマーケットや広域チェーンのドラッグストアへの営業を担当しています。卸店の担当者様と連携を取りながら売上拡大に有効なチラシ販促や、売り場の花形的な位置にあるエンド棚での販促をいただく商談を行います。やりがいを感じるのは、自分の提案がチラシや売り場に反映されてカタチになった時です。売り場を視察する際、親子で楽しそうに商品を選んでいる姿に出会った時には、嬉しい気持ちになります。AGFの製品を手に取り、子どもが笑顔で「これなら飲める、飲んでみたい」とカゴの中に。あの日常にある「小さな幸せ」を提供していることに、大きなやりがいを感じます。

02 売り場からカットされた商品の復活劇
「ココロ」を掴む活動が実を結んだ

売り場からカットされた商品の復活劇 「ココロ」を掴む活動が実を結んだ

営業が最も注力するのが、年2回、店舗で行われる「棚割り」です。「棚割り」は、半年間どの商品をどれだけ棚に並べるかを決定する活動で、つまりメーカーにとって重要な活動の一つです。「棚割り」では売れ行きが低迷すればカットされる(陳列されなくなる)こともあり、「棚割り」は営業の力量が反映される場です。私自身もこの「棚割り」を巡って力を注いだ取り組みがあります。「ちょっと贅沢な珈琲店®」という商品は、主力商品にも関わらず、あるお得意先様ではこれまで取り扱っていただけていませんでした。その後どうにか取り扱っていただくことに成功しましたが、売上不振で1年目でカットされるという厳しい結果に。何とかしなければと焦る気持ちが先立ちましたが、自分なりに改めて原因を分析しました。間違いなく商品力はある、問題は自分がお得意先様と関係が築けていなかったことではないかという結論に至り、お得意先様との距離を縮める必要があることに気付いたのです。そこで始めたのが、水筒にコーヒーを入れて商談の場に持参し、説明だけでなく、他企業商品や自社製品のフレーバーの飲み比べ、スイーツとのコラボ試飲をその場で実施すること。お得意先様に商品を五感で感じてもらい、「ココロ」を掴む活動を大切にしました。その結果、1年半ぶりに「棚割り」で商品を復活させることができました。あの時の喜びは今でも鮮明に覚えています。

03 陳列棚に着目したチャレンジ。商品選びの楽しさと
コーヒーの魅力・文化を多くの人に伝えていきたい

今まさにチャレンジしていることがあります。長年AGFと関係が深いスーパーマーケット様で、最近AGF商品の売上が伸び悩んでいるという課題がありました。売上回復のために考えた方法は、生活者に選ぶ楽しさを提供すること。そのために実施したのが、嗜好品売場の陳列棚を一段増やし、商品数を増やすことで、より生活者にAGF商品を訴求できるのではないかと考えました。棚を1段増やすことは、容易に実現できることではありませんが、現在多くのお客様の店舗に順次導入しています。成果は今後の推移を見守る必要がありますが、売上回復につながることを確信しています。中四国エリアは、他エリアと比較し、競合が強い状態にあります。その中で、いかにAGF商品を多くの方々に届けていくかを日々模索しています。コーヒー関連商品の中でも、個包装タイプのインスタントコーヒー等の成熟していない商品カテゴリーで先陣を切って市場を開拓していくなど、アイディアを武器に積極的にチャレンジしていきたいと思っています。
直近の目標は、中四国で大きなアカウントを持ち売上目標を達成すること。現在は地域密着型のお得意先様を担当しながら営業のイロハを学んでいますが、より責任の大きなお得意先様を持ち、そこで確かな実績を築くことで今後のキャリアアップにつなげていきたいと考えています。将来は、原材料を扱うマテリアルビジネスの部署で働きたいと思っています。菓子や日配メーカーと連携しながら、様々な商品の提供を通じて、コーヒーの美味しさや魅力・文化を、多くの人に伝えていきたいです。

陳列棚に着目したチャレンジ。商品選びの楽しさとコーヒーの魅力・文化を多くの人に伝えていきたい
学生へのメッセージ
「就職活動を楽しむこと」を大切に

「就職活動を楽しむこと」。この気持ちが最初から最後まで背中を後押ししてくれると思います。「どんな会社があるのだろう。どのような社員がいるのだろう」と、ワクワクしながら説明会に参加し、未来の自分を想像しながら履歴書を書き、面接で自分の想いを熱く語る。私は、このように全てにおいて楽しみを見つけながら就活を行っていました。辛い時もあるかもしれませんが、そんな時は些細なことでもいいので「ワクワク」を見つけてください。
そうすれば自ずと自分がしたいこと、やりたいことが見つかると思います。頑張ってください。応援しています。

※部署名は取材当時のものです