AGF社員インタビュー
熱意と情熱で壁を超えていく
チャレンジを続けることが成長に繋がる

大阪支社 第二営業グループ
2018年入社 商学部卒

01 入社1年目、先輩から引き継いだお得意先様からの受注額が減少
顧客視点でメリットある提案と関係構築の重要性

学生時代は、サークル活動で「キンボール」という競技に打ち込みました。約直径1mのボールを使った室内球技です。大学対抗の全国大会にも出場し、勝利を諦めない精神力が身に付いたと感じます。就職活動では、当初は幅広く業界や企業を見ていましたが、そのなかで魅力を感じたのが食品業界でした。なくてはならない身近な存在である「食」というもの、生活に喜びや彩りを提供することにやりがいを感じられると思いました。多くの食品企業にアプローチした中でも、AGFの会社説明会で聞いた「TEAM AGF」というワードに惹かれました。チームメンバーが「自律した考えと向上心を持ち、自立して変化を楽しみ、嗜好飲料を通じて世界を笑顔にする」というTEAM AGFの考えにとても共感しました。さらに「少数精鋭」であること、若手社員でも裁量を持ってチャレンジできる環境であることに魅力を感じたことも、入社を決めた理由です。
入社後早速、先輩からお得意先様を引き継ぎましたが、最初から大きな壁に突き当たりました。製品知識やお得意先様の理解が浅く、明らかに提供するサービスの質をダウンさせてしまい、それに比例して受注額も下降していったのです。どうすれば回復できるか。私が起こした行動は、熱意を武器に足しげくお得意先様のもとへ通い続けること。まずは私のことを認識していただき、お得意先様のこともさらに深く理解しようと考えました。それを続けるなかで、担当者と関係構築ができたことで私の提案も採用されるようになり、受注額も回復の波にのせることができました。この経験を通じて、営業の仕事で重要なことは、お得意先様との良好な関係作りであることを実感。ただ単に仲良くなるだけでなく、お得意先様に価値のある提案を行うことが鍵だと感じます。この体験が、今の営業の基本スタンスになりました。

02 エンド棚とチラシの獲得に向けた提案活動
店舗対抗販売コンクールで約3倍の売上達成

エンド棚とチラシの獲得に向けた提案活動 店舗対抗販売コンクールで約3倍の売上達成

私たちが日々の営業活動で目指すことは明確です。それは、一人でも多くの消費者にAGF商品を手に取ってもらい、一人でも多くAGFのファンを作ることです。そのために効果的な施策は、最も商品を訴求できる「エンド棚」と呼ばれる売り場を獲得することと、消費者の目に留まるチラシへの掲載です。この二つを実現することが私たち営業担当者の日々のミッションと言っても過言ではありません。それは競合他社も同様であり、お得意先様の課題やニーズを的確に把握し、それに応える提案が求められます。端的に言えば、お得意先様の売上拡大と利益向上に貢献すること。それが私たちの使命と言えます。私は過去のデータを分析することで売上推移をシミュレーションし、提案に対するお得意先様の理解を得るなど、様々なアプローチで日々の提案活動を行っています。
とても印象深い出来事がありました。AGF商品の取り扱いが少ないお得意先様、何とか取引を拡大したい。しかし、その実現は高い壁でした。今までの関係を超えて壁を突破したいという想いと、AGF商品によって「必ずお得意先様に貢献できる」という熱意が私を動かしていたと思います。お得意先様に通い続け、少しずつ関係を構築し、当社とお得意先様、両社の上席の提案会実施までこぎつけることができました。AGFの想いや考えを伝え、取引拡大とともに両社間の関係向上に貢献できたと感じています。販売現場ではお得意先様の複数店舗で、スティックコーヒーの店舗対抗販売コンクールイベントを企画。お得意先様の販売員の方々のモチベーションが高かったこともあり、迎えたイベント当日は大盛況。その結果、従来の約3倍の売上を達成することができ、大きなやりがいを実感した取り組みでした。

03 AGF商品の価値の深耕と
新しい価値の創造と浸透に貢献していきたい

スーパーなどのコーヒーカテゴリーの定番棚には、複数のメーカーの商品が並んでいますが、品揃えに関してはお得意先様と、各メーカーの担当者が協議のうえ決定しています。2年ほど前から現在も続く私のチャレンジは、お得意先様から「最も信頼されたメーカー担当者」になることです。そのためには、お得意先様を理解し、顧客目線で考えることで、双方にとって良い売り場を実現することが必要です。
エビデンスとなるデータや最新情報を交えた価値ある提案を続けていくことで、お得意先様からの信頼を獲得し、定番棚における最適な配置の実現を目指して活動しています。
今後は、これまでの活動をさらにブラッシュアップすることで、今あるAGF商品の価値の深耕と、新しい価値の創造・浸透に貢献していきたいと考えています。スティックコーヒーなどの認知度が高い商品においてはさらなるファン拡大を目指すとともに、1L用粉末飲料をはじめとするまだ認知度が低い商品の価値も広く伝えていきたい。そのためには、多くのお得意先様の理解を深めていく必要があります。どのような販売計画を考えているのか、将来に向けてどのよう指標を立てているか、いつ、どのタイミングで、何を販売したいと考えているかなど、お得意先様とパートナーとしての目線をもって、信頼関係を一層強固なものにしていきたい。AGFらしく、常にチャレンジャーであり続けることで、自身の成長を加速させていきたいと思っています。

心がけるのは「自分ならでは」と「ポジティブ」シェア拡大への挑戦
学生の皆さんへのメッセージ
様々な価値に触れることで、発見できるものがある

最初のうちは業界や業種を絞らずに企業を見て、様々な価値に触れてほしいと思います。まだ気付いていない自分のやりたいこと、大切にしたい価値観などが発見できる可能性があります。そしてその結果として、最終的にAGFを選んでいただけたら嬉しく思います。AGFには「新しい価値を生み出す開拓者精神」が継承されています。これまでインスタントコーヒーやスティックコーヒーを通じた新たなコーヒーの価値を日本の市場に広めてきました。その姿勢は今後も変わることはありません。挑戦できる場がAGFにはあり、それが必ず皆さんの成長に繋がります。一緒に働ける日が来ることを楽しみにしています。

※部署名は取材当時のものです