TALK SESSION 世話役と新入社員 
02

TALK MEMBER メンバー紹介

元世話役(以下先輩)リテールビジネス部 企画推進グループ
元世話役(以下先輩)リテールビジネス部 
企画推進グループ

リテール製品の販売に関するマーケティングを担当。生活者やお得意先様への価値提供を通して、企業価値の向上を担っている。

元新入社員(以下後輩)大阪支社 第二営業グループ
元新入社員(以下後輩)大阪支社 
第二営業グループ

神戸エリアのスーパーマーケット、近畿エリア全域に展開するドラックストアを担当。お得意先様への提案活動を通じて、AGF商品の拡販を担う。

01 世話役とはどのような役割なのですか。

  • 先輩: 私たち世話役は、新入社員の最も身近な先輩として、1年間、彼らのフォローやサポートを行います。仕事や社会人としての手本となり、助言・指導を通じて、成長のバックアップや精神的なサポートを行います。まずは社会人としての基礎を身に付けてもらい、いち早い成長を促すことが世話役に求められる役割です。世話役として大切にしたのは、信頼関係を築くことでした。そのために、自分もありのままの姿で接することを心がけていました。
  • 後輩: 自然体で接していただき、すぐに何でも話せる関係になりました。東京で長く実家暮らししていた私にとって、九州への配属は社会人のスタートであると同時に、初めての独り暮らしのスタート。仕事面はもちろん、生活面でもサポートしていただきました。ご飯にもよく連れて行ってもらい、先輩と会話することで、仕事上の不安が払拭され、癒されたことをよく覚えています。
  • 先輩: 月に一度面談の機会もありますし、オンオフ関わらず、いろいろな話をしましたね。何でも相談に乗るように意識していましたし、成長していく姿を近くで見ることができたのは、伴走者とも言える世話役としてとても嬉しかったですね。
  • 後輩: お得意先様を担当するようになってからはわからないことが多く、いつも先輩に聞いてばかりでした。いつまで経っても仕事ができない、わからないと、落ち込むことも多かった記憶があります。
  • 先輩: いろいろな壁にぶつかっても、一生懸命乗り越えてきた姿を見ていますし、乗り越えるためのサポートも陰ながら行いました。営業を終えて帰ってきたとき、「戻りました」という明るい声を聞くと、今日は何かいいことがあったんだと、思っていたものです。
  • 後輩: 改めてですが、本当に寄り添って見ていただいていたのですね。先輩は私にとって兄のような存在でしたし、今は離れていても、その気持ちに変わりはありません。

02 成長を実感した
取り組みを教えてください。

  • 後輩: 入社2年目に、先輩が担当していたお得意先様を引き継ぎました。先輩は私にとって先生であり、師匠のような存在でしたので、任せていただけたことが嬉しかったですし、些細ながら成長を実感できました。
  • 先輩: 私が営業グループから営業企画グループに移ったタイミングでしたね。引き継いだ後、大きな実績を作ったことも知っていますよ。2年目でしたので、私は世話役としてではありましたが、すくすくと成長しているなと思っていました。
  • 後輩: 実績を作ることができたのも先輩のおかげです。営業サポートの一環として、先輩が取り組んでいたお得意先様の分析の緻密さ、丁寧さに驚きました。分析結果から先輩と一緒に戦略を練りお得意先様に提案。それが見事にお得意先様に採用され、取引拡大につながりました。その時は率直に嬉しかったです。
  • 先輩: 世話役当時のことで言えば、入社1年目の終わり頃、お得意先様に鈴鹿の工場見学にお越しいただいたことが印象に残っています。なかなか九州から鈴鹿に足を運んでいただく機会はなく、プレゼン自体も初めてでしたよね。絶対にこのチャンスを活かそうと、当日に向けて工場見学の工程やプレゼン資料を何度も見直しました。
  • 後輩: はい、当時そのお得意先様とはまだ強い関係性ができていない状態でしたから、何とかしたいという強い想いがありました。その時も先輩の強力なサポートがあって、無事に工場見学、プレゼンを終えることができました。
  • 先輩: 鈴鹿から帰ってきた時のことはよく覚えています。開口一番、「お得意先様に喜んでもらえた」と笑顔の報告。一緒に喜んだことを昨日のことのように思い出します。実際、その後取引は拡大し、お得意先様との関係性もより強くなりましたね。
  • 後輩: はい、この「鈴鹿工場案件」は、入社1年目の私の集大成。成功できたのは先輩の支えがあったからだと思っています。
思い出に残っていることはありますか。

03 現在はどのような関係なのでしょう。
2人の今後の目標は。

現在はどのような関係なのでしょう。
  • 後輩: 入社4年目、初めての転勤を経験しました。環境も人も全てが変わり、大きな壁にぶつかりました。業務面でも自分のスキル不足を痛感し、生活も仕事も苦労の連続でした。そんな状況だったからこそ、同じタイミングで東京に転勤した先輩から、「元気か?仕事には慣れたか?」と連絡をもらった時は心から嬉しかったですね。
  • 先輩: 苦しい時には必ず誰かが手を差し伸べる、それがAGFという会社の風土であり、良いところではないでしょうか。
  • 後輩: 確かにそうですね。だから離れていても、何かあればすぐに先輩に相談してしまいます。いつまでも憧れの存在であり、「追いつきたい」という気持ちがモチベーションになっています。
  • 先輩: それはちょっと言い過ぎですよ。振り返ってみれば、入社当時はとても緊張していて、どうやってほぐしてあげようかと必死でした。今は立派に独り立ちして、お互い別々に仕事をしていますが、いつまで経っても可愛い後輩であることに変わりはないです。
  • 後輩: ありがとうございます。では、その「可愛い後輩」にアドバイスをお願いします。私は圧倒的な結果を残せる営業になることが目標ですが、そのためには何が必要でしょうか。
  • 先輩: 強みである明るさや誠実さをさらに磨いて欲しいですね。勢いや想いも必要ですが、それだけでなくファクトやデータを大切にすること。多くの人の考えや意見を吸収して引き出しを増やすこと。そうした姿勢が、成長を加速させると思いますよ。
  • 後輩: 先輩は今、販売マーケターとして働いていますが、今後もマーケティングの仕事を続けていきたいですか。
  • 先輩: マーケティングの仕事は面白いですが、製品開発など他の業務も経験したいですね。そこで得た知見を活かして、将来はまた営業の現場に戻りたいと思っています。基本的に、営業が好きですからね。
  • 後輩: いつかまた、同じ営業現場で一緒に仕事をしたいですね。その時は先輩に追いつき、追い越せるぐらいに成長していたいと思っています。
  • 先輩: 期待しています。頑張って!