ニュースリリース

2015年7月30日

「世界文化遺産 上賀茂神社 式年遷宮記念文化事業Supported by AGF Blendy」第二弾
上賀茂神社の「水まつり」にちなみ
7月25日・26日に水のつながりを紐解くガイドツアーを実施

境内では神社を流れる湧水で作られた「神山湧水珈琲(冷製)」を2日間で計2637名に提供

 京都の名水「神山湧水(こうやまゆうすい)」を守り続けてきた世界文化遺産 賀茂別雷(かもわけいかづち)神社(通称:上賀茂(かみがも)神社)と、AGF(味の素ゼネラルフーヅ株式会社 社長 横山 敬一)は、当神社の第42回式年遷宮(しきねんせんぐう)(平成27年10月)を記念して、「水の大切さと文化」を次世代に伝え、自然を敬うこころを育てていくことを目的とした「世界文化遺産 上賀茂神社 式年遷宮記念文化事業Supported by AGF Blendy」を実施しております。

※上賀茂神社は京都で最も古いお社の一つであり、奈良時代から数えて今回で第42回目の式年遷宮を迎えます。日本の水と日本人の味覚を探究するAGFは、長い年月をかけて湧水を守り続けてきた取り組みに深い畏敬の念を感じ、式年遷宮が行われるこの機会に、「水の大切さと文化」を次世代に伝えていく文化事業を当神社と共同で実施しております。
 本文化事業の第二弾として、7月26日(日)に行われる「水まつり」に合わせ、7月25日(土)、26日(日)に上賀茂神社にて、同神社が守り続けてきた「水」や「文化」を未来に伝えていくため、境内ガイドツアー「神山湧水のめぐみ」を実施いたしました。ガイドツアーには、2日間で合計80名のお客様が参加し、京都の文化人である銘木師(めいぼくし) 中川(なかがわ)典子(のりこ)氏(酢屋 千本銘木商会)と作庭家(さくていか) 小川(おがわ) 勝(かつ)章(あき)氏(造園植治)が講師となって、境内の自然や水のつながりを独自の視点で紹介しながら周遊しました。ガイドツアーの参加者からは、「社寺の建築に関わる中川さんのお話を直接聞けて勉強になりました。」や「普段参拝するだけでは気がつかなかった、神山との関わりや立砂の話を小川さんから聞くことが でき、非常に面白かったです。」とコメントをいただきました。

 そして同両日(25(土)、26日(日))には、上賀茂神社の境内にて「神山湧水珈琲」ブースが設置され、2637名の一般参拝者や観光客の方々に、上賀茂神社を流れる「神山湧水」を活かすように特別につくられた「神山湧水珈琲(冷製)」を無料提供しました。また今回の珈琲提供では、神社を流れる小川に特別設置された川床でも「神山湧水 珈琲」をお楽しみいただきました。珈琲を召し上がった参拝者・観光客の方々からは「神山湧水珈琲はブラックでもとても飲みやすく、ご利益がありそうだと思いました。」や「畳で珈琲というのはあまりないですが、川床の畳で飲む珈琲も気持ちが良いですね。」とコメントをいただきました。

中川典子氏 ガイドツアーの様子

小川 勝章氏 ガイドツアーの様子

「神山湧水珈琲」ブース

川床で珈琲を味わう
上賀茂神社 田中宮司と横山社長

「神山湧水珈琲(冷製)」

「水まつり」実施の様子

<参考>

■「世界文化遺産 上賀茂神社 式年遷宮記念文化事業Supported by AGF Blendy」とは

神山湧水を守り続けてきた上賀茂神社と日本の水・日本人の味覚を探究するAGFが当神社の式年遷宮を記念して行う共同文化事業。上賀茂神社で、「水のつながり」をテーマとした催しや、神山湧水で作られた珈琲の提供を行うことで「水の大切さと文化」を次世代に伝え、自然を敬うこころを育てていくことを事業の目的としています。

文化事業特設サイト URL: http://www.agf.jp/kouyama

  • 【主   催】
  • 賀茂別雷神社(上賀茂神社)
  • 【後   援】
  • 京都市観光協会
  • 【協   力】
  • 京都市
  • 【特別協賛】
  • 味の素ゼネラルフーヅ株式会社

【実施スケジュール】 *神山湧水珈琲の提供有り

  文化事業の内容
5月(2回) 5/9、10 上賀茂神社にて「神山湧水珈琲」ブース展開*
上賀茂神社、「京都・和菓子の会」主催の催し「神山湧水の夕べ」*
7月(2回) 7/25、26 境内ガイドツアー「神山湧水のめぐみ」*
10月(1回) 10/17 公演「生け花と能の会」*

※10月17日(土)の公演「生け花と能の会」では、「神山湧水珈琲」をご賞味いただけるブースもご用意いたします。

■神山湧水で作られた世界でただ一つのコーヒー「神山湧水珈琲」とは

雷を別ける力をもった神様が降り立ったという神山には、こんこんと湧き出る泉があり、この地に関わる人々の暮らしを 育んでいます。「命を育む水は、食を育む水」という考えのもと、日本の水と日本人の味覚を探究するAGFは、上賀茂神社が神山湧水を長い間守り続けてこられたことに、深い畏敬の念を感じ、神山湧水をつかって世界にただ一つの珈琲を作りました。豆選び、ブレンド、焙煎の各工程で何度もの試作が繰り返され、泉水を生かすようにつくられたこの珈琲は、5月から10月の式年遷宮までの間に上賀茂神社境内で行われる催しにて、一般参拝者や観光客の方々に京菓子(聖護院八ッ橋)を添えて無料でふるまわれます。

■「神山湧水珈琲」イメージムービー

世界文化遺産である上賀茂神社の境内に湧きだす「神山湧水」。この「和の真髄」である神山湧水と、「洋の精髄」である珈琲が奇跡の邂逅を果たし、「神山湧水珈琲」は生まれました。「神山湧水珈琲」のロゴは、上賀茂神社の御印である二葉葵というハート形の葉を持つ植物をモチーフにしています。葵は古語で「あふひ=会うひ」と表記され、今回の文化事業はまさに東洋と西洋の二つのハートが出会うことによって誕生いたしました。このイメージムービーは、そのありがたいご縁への感謝と荘厳な上賀茂神社の大自然への畏敬の念を表現したものです。

ムービー公開URL:https://youtu.be/amls_8Y8xyc