ニュースリリース

2015年10月2日

「世界文化遺産 上賀茂神社 式年遷宮記念文化事業Supported by AGF Blendy」第三弾
10月17日(土)に生け花と能の会「神山湧水のしらべ」を実施
夜間参拝で提灯を献灯し、重要文化財であるお社で京都の伝統文化の共演を鑑賞
17日(土)・18日(日)には境内を流れる湧水を活かして作られた「神山湧水珈琲」を提供

 京都の名水「神山湧水(こうやまゆうすい)」を守り続けてきた賀茂別雷(かもわけいかづち)神社(通称:上賀茂(かみがも)神社)と、AGF(味の素ゼネラルフーヅ  株式会社 社長 横山 敬一)は、当神社の21年に1度の式年遷宮(しきねんせんぐう)(平成27年10月)を記念して、「世界文化遺産  上賀茂神社 式年遷宮記念文化事業Supported by AGF Blendy」を今年5月にスタートしました。

※上賀茂神社は京都で最も古いお社の一つであり、平安時代から数えて今回で第42回目の式年遷宮を迎えます。日本の水と日本人の味覚を探究するAGFは、長い年月をかけて湧水を守り続けてきた取り組みに深い畏敬の念を感じ、式年遷宮が行われるこの機会に、「水の大切さと文化」を次世代に伝えていく文化事業を当神社と共同で実施しております。

 本文化事業のしめくくりとして、10月17日(土)に「水」をテーマにしたプログラム、生け花と能の会「神山湧水のしらべ」を実施します。「神山湧水のしらべ」では、遷宮をお祝いする夜間参拝が行われている神社にて、小川に沿って清らかな水の流れを感じながら本殿までお参りする「提灯献灯」、神山湧水と珈琲の関わりをより深く感じてもらうためのワークショップ「はじまりの珈琲」、「あいだの珈琲」、そして本プログラムの集大成として、重要文化財であるお社、舞殿での漆を舞台美術とした生け花と能の共演「生け花と能の会」、3つの行事を実施いたします。神山湧水が流れる小川にかかる舞殿での公演は、京都の伝統文化である「生け花」、「漆」、「能」の若手継承者が垣根を越えて共同で創り上げる舞台です。小川の畔を歩いて提灯を本殿に献灯し、湧水を活かした「神山湧水珈琲」を味わった後、「舞殿」で舞台を鑑賞する、「水」でつながるプログラムです。

※ワークショップ「はじまりの珈琲」、「あいだの珈琲」はプログラムの順序に応じてどちらかを体験いただきます。

 また、10月17日(土)、18日(日)には境内二ノ鳥居内にて、世界でただ一つの珈琲「神山湧水珈琲」を参拝者や 観光客に無料でご提供します。なお、上賀茂神社では式年遷宮を記念して夜間参拝を行っており、10月16日(金)から18日(日)までの間、18:00〜20:00に提灯の献灯を実施します。

※10月17日(土)・18日(日)に上賀茂神社にて行われる本文化事業について、取材をご希望の場合は取材スペースが限られているため、事前に広報事務局までご連絡くださいますようよろしくお願いいたします。

生け花と能の会「神山湧水のしらべ」 実施概要>

  • ・日時:
  • 10月17日(土) 17:30〜20:30
  • ・場所:
  • 上賀茂神社(京都市北区上賀茂本山339)
  • ・実施内容:
    • ① 「提灯献灯」
    • ② ワークショップ「はじまりの珈琲」、「あいだの珈琲」
    • ③ 舞台「生け花と能の会」 ※メインプログラム

    「水」でつながる3つの行事を通して、古から未来へと思いを馳せる時間をお過ごしいただきます。

上賀茂神社「舞殿」
  • ・出演:
  • 華道 未生流笹岡 家元(かどう みしょうりゅうささおか いえもと): 笹岡 隆甫(ささおか りゅうほ)氏、漆工芸家(うるしこうげいか): 三木 啓樂(みき けいご)氏
    能楽観世流シテ方(のうがくかんぜりゅうしてかた): 橋本 忠樹(はしもと ただき)氏、能楽囃子幸流小鼓方(のうがくはやしこうりゅうこつづみがた): 曽和 鼓堂(そわ こどう)氏

笹岡 隆甫氏

三木 啓樂氏

橋本 忠樹氏

曽和 鼓堂氏

  • ・参加者:
  • 事前に応募いただいた60名(※応募期間は既に終了しております。)

<生け花と能の会「神山湧水のしらべ」 当日のスケジュール>

グループA グループB
17:30〜18:30 はじまりの珈琲
(「神山湧水珈琲」をお楽しみいただきます。)
参道を通り、提灯献灯・参拝
18:30〜19:30 参道を通り、提灯献灯・参拝 あいだの珈琲
(「神山湧水珈琲」をお楽しみいただきます。)
19:30〜20:30 生け花と能の会「神山湧水のしらべ」を鑑賞

<神社を流れる湧水を活かして作られた「神山湧水珈琲」を提供>

  • ・日時:
  • 10月17日(土)、18日(日) 各日11:00〜16:00 (15:30受付終了)
  • ・場所:
  • 上賀茂神社(京都市北区上賀茂本山339)二ノ鳥居内
  • ・実施内容:
  • 世界文化遺産である上賀茂神社に珈琲ブースを展開。
    上賀茂神社のみなさまが大切に守ってきた、境内を流れる「神山湧水」を活かすように特別に作られた「神山湧水珈琲」を無料提供します。
平成27年5月実施の様子

<会場アクセス>
上賀茂神社 京都市北区上賀茂本山339
市バス:京都駅、地下鉄烏丸線北大路駅等より乗車
お車:名神高速道路京都南インターより約40分。京都駅より約30分。堀川御池より約20分。
詳細につきましては上賀茂神社HP(http://www.kamigamojinja.jp/access/index.html)をご覧ください。

<参考>
■「世界文化遺産 上賀茂神社 式年遷宮記念文化事業Supported by AGF Blendy」について
神山湧水を守り続けてきた上賀茂神社と日本の水・日本人の味覚を探究するAGFが当神社の式年遷宮を記念して行う共同文化事業。上賀茂神社で、「水のつながり」をテーマとした催しや、神山湧水を活かして作られた珈琲の提供を行うことで「水の大切さと文化」を次世代に伝え、自然を敬うこころを育てていくことを事業の目的とする。

文化事業特設サイト URL: http://www.agf.jp/kouyama

詳細につきましては、下記のニュースリリースをご確認くださいませ。
http://agf.ajinomoto.co.jp/company/news/2015-05-08-673.html

■上賀茂神社とは

賀茂別雷神社、通称上賀茂神社は、京都で最も古いお社の一つで、ユネスコの世界文化遺産にも登録されています。神社の名称の由来である、雷を別ける力をもった神様「賀茂別雷大神」が降り立ったという神山には、名水「神山湧水」が湧き出る泉があり、京の都に住む人々の命の源としてこの地の暮らしを育んできました。平成27年10月には平安時代から数えて第42回目の式年遷宮を迎えます。