ニュースリリース

2016年5月25日

九州のコーヒー文化の再発見・活性化をめざして
AGF〈マキシム〉〈ちょっと贅沢な珈琲店〉のキャラバンカーがコーヒー伝来の地・長崎市出島を出発!

「九州を巡るコーヒー魅力発見キャラバン」出発式開催
〜6月5日(日)より、長崎を皮切りに九州7県でのキャラバン開始〜

 AGF(味の素ゼネラルフーヅ株式会社 代表取締役社長:横山 敬一)は、九州のコーヒー文化の再発見・活性化を目的とした「〈マキシム〉〈ちょっと贅沢な珈琲店〉九州を巡るコーヒー魅力発見キャラバン」の出発式を、長崎市および「オランダ&九州プログラム」後援のもと、2016年5月24日(火)、長崎市出島にて開催しました。

 コーヒーは鎖国時代に、オランダ人によって長崎の出島に持ち込まれたとされています。日本のコーヒー史にとっても重要な地である出島は、今年築造380周年を迎え、10月には新しい復元建物が6棟完成します。また、2017年には出島と長崎の町をつなぐ表門橋の架橋も予定されています。さらに、今年から来年にかけて実施される文化協力プログラム「オランダ&九州プログラム」も始動し、コーヒーを日本に伝えたオランダと九州との文化的交流がさらに活発になることも期待されています。

 そこでAGFの本格コーヒーブランド〈マキシム〉〈ちょっと贅沢な珈琲店〉は、九州のコーヒー文化の再発見・活性化を図るため、新たなステージへの進化を遂げる出島を出発地として、「〈マキシム〉〈ちょっと贅沢な珈琲店〉九州を巡るコーヒー魅力発見キャラバン」を開始します。キャラバンカー「〈マキシム〉〈ちょっと贅沢な珈琲店〉BLUE EXPRESS(ブルーエクスプレス)」が、5月24日(火)の出発式を皮切りに年間を通じて九州各地の小売店を巡り、地域の皆様に本格的なハンドドリップコーヒーを愉しんでいただきながら、コーヒーにまつわる地域の歴史や文化の魅力をお届けしていきます。

 本出発式では、AGF九州支社長 岡 直人による本プロジェクトについてのプレゼンテーション、田上 富久 長崎市長からのビデオメッセージ放映、駐日オランダ王国大使アルト・ヤコビ氏からの祝辞(代読)に続いて、長崎市文化観光部・出島復元整備室の馬見塚 純治氏、学芸員の山口 美由紀氏、そしてコーヒー好きな歴史アイドルとして活躍している美甘子(みかこ)さんによる九州のコーヒー文化についてのトークセッションを実施しました。出発式後には、出島への観光客の方々に、キャラバンで提供されるものと同じ〈マキシム〉〈ちょっと贅沢な珈琲店〉のドリップコーヒーとともに、長崎県、佐賀県、および福岡県のシュガーロードスイーツを無料提供し、盛況のもと幕を閉じました。

  • 日本で初めて長崎に輸入された砂糖の運搬ルートとなった長崎街道(シュガーロード)沿いの地域で作られているスイーツ。

【出発式 概要】

  • ■名称:
  • 「〈マキシム〉〈ちょっと贅沢な珈琲店〉
    九州を巡るコーヒー魅力発見キャラバン」出発式
  • ■主催:
  • 味の素ゼネラルフーヅ株式会社
  • ■後援:
  • 長崎市、「オランダ&九州プログラム」
  • ■実施日:
  • 2016年5月24日(火)
  • ■会場:
  • 長崎県長崎市出島町6-1 出島内 芝生広場
  • ■登壇者:
  • 美甘子(みかこ)さん
    長崎市文化観光部 出島復元整備室 馬見塚 純治 氏
    学芸員 山口 美由紀 氏
    AGF 九州支社長 岡 直人
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【出発式 レポート】

■コーヒー伝来の地・九州の皆様に、コーヒーの魅力を伝えたい

 冒頭では、AGF 九州支社長 岡 直人が、「JapaNeeds Coffee®」(ジャパニーズコーヒー)や〈マキシム〉〈ちょっと贅沢な珈琲店〉、そしてコーヒー伝来の地といわれる長崎の出島とコーヒーの強い結びつきについて説明しました。また、今回のキャラバンを通じて、九州の方々に地域の文化・歴史とともにコーヒーの魅力を伝えていきたいという目的が語られました。

  • 日本人の生活文化に基づいたコーヒースタイル。AGFでは日本人の繊細な味覚に応える「JapaNeeds Coffee®」を追求しています。

■長崎市長、駐日オランダ王国大使もキャラバンスタートをお祝い

 出発式の後援である長崎市、ならびに「オランダ&九州プログラム」を代表して、田上 富久 長崎市長よりビデオメッセージ、駐日オランダ王国大使 アルト・ヤコビ氏より祝辞(代読)をいただきました。

■九州とコーヒーの歴史を紐解くトークセッション実施

 長崎市文化観光部・出島復元整備室の馬見塚 純治氏、学芸員の山口 美由紀氏、そして歴史アイドルの美甘子さんに登壇していただいたトークセッションでは、冒頭に、九州支社長の岡がその場でハンドドリップした〈マキシム〉〈ちょっと贅沢な珈琲店〉がふるまわれました。コーヒーが鎖国時代に出島に伝来した歴史について語られたほか、当時コーヒーを飲むときに使用されたとされる有田焼の出土品も紹介されました。
 〈マキシム〉〈ちょっと贅沢な珈琲店〉のブランドカラーをイメージした、鮮やかなブルーの着物で登場した美甘子さんより「(自分にとって)コーヒーは、大好きな歴史について学ぶひとときを、より贅沢にしてくれるもの」というコメントをいただき、トークセッションは締めくくられました。

■本格的なハンドドリップコーヒーと、コーヒーに合うシュガーロードスイーツを提供

 出発式終了後、同会場で、実際のキャラバンで提供されるものと同じ〈マキシム〉〈ちょっと贅沢な珈琲店〉のハンドドリップコーヒーを、出島を訪れた来場者に無料提供しました。さらにこの日のために特別に用意された、長崎県・佐賀県・福岡県のシュガーロードスイーツも来場者に無料提供し、コーヒーとともにお愉しみいただきました。

【「〈マキシム〉〈ちょっと贅沢な珈琲店〉九州を巡るコーヒー魅力発見キャラバン」について】

 出発式の後、九州7県の小売店をキャラバンカー「〈マキシム〉〈ちょっと贅沢な珈琲店〉BLUE EXPRESS」が巡り、本格的なハンドドリップコーヒーの試飲や販売を実施します。同時に、九州におけるコーヒー伝来の歴史や、日本のコーヒー文化発祥の地である出島で進む復元事業、「オランダ&九州プログラム」のほか、最新のコーヒー焙煎技術についても紹介し、地域の歴史・文化とともにコーヒーを愉しんでいただくきっかけを提供します。なお最初のキャラバンは、6月5日(日)に長崎県で実施予定です。